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〜人間・チンパンジー・AI〜AIが社会基盤となるからこそ必要であろう叡智、 今残すべき叡智とは?

OVERVIEWこんなイベント

今期のNext Wisdom Foundationは、AIが人間の行動や思考の一部を代替してくれる時代がやってくると仮定して、様々な分野の未来を考えてきました。

そこで行き着く問いはいつも、”人間とは何か?”です。今回は、ストレートに”人間にしかできないこと”をテーマに、ヒトとチンパンジーを比較してみます。このテーマのゲストに、人間の進化の隣人であるチンパンジーとボノボ、ヒト社会の隣人とも言えるイヌとウマを対象に、認知研究とフィールドワークの両方を行なっている京都大学高等研究院准教授・山本真也氏を迎えます。

今回はAIから少し距離のあるテーマですが、ヒトとチンパンジーを比較し考察することで、人間とAIについて掘り下げられることは多そうです。AI時代に私たちがどう生きるのか? いま何をしておくべきか? を考えていきます。

GUEST

【ゲスト】
京都大学高等研究院准教授
山本真也

進化の隣人であるチンパンジーとボノボ、ヒト社会の隣人とも言えるイヌとウマを主な対象に、認知研究とフィールドワークの両方を通して知性の進化の謎に取り組む。究極の研究テーマは「人間とは何か」を知ること。学問分野でいうと生物学と心理学を組み合わせた比較認知科学という分野で、とくに社会の中で発揮される知性:社会的知性に関心を持つ。

主なキーワードは、共感・他者理解・協力・文化・集団。動物たちの心を通してヒトの本質を明らかにしていくことを目指している。

2017年『Bonobos:Unique in Mind,Brain and Behavior(Oxford Univ Pr )』を出版

REPORTまとめ

Next Wisdom Foundation

地球を思い、自然を尊び、歴史に学ぼう。

知的で、文化的で、持続的で、
誰もが尊敬され、
誰もが相手を慈しむ世界を生もう。

全ての人にチャンスを生み、
共に喜び、共に発展しよう。

私たちは、そんな未来を創るために、
様々な分野の叡智を編纂し
これからの人々のために
残していこうと思う。

より良い未来を創造するために、
世界中の叡智を編纂する
NEXT WISDOM FOUNDATION