EVENTS
OVERVIEWこんなイベント
人間らしさ3回目は、人間という身体に迫ります。
人間を人間たらしめる体とはどういうものなのか? どこまでが体なのか?
義足を作り続けてきた臼井二美男さんをゲストに、身体の拡張性の可能性から、物理的な体と心の関係までお話いただきます。
GUEST
【ゲスト】
公益財団法人鉄道弘済会 義肢装具サポートセンター 義肢装具士・研究室長
臼井二美男さん
常用義足製作だけでなくスポーツ用義足の研究開発と選手育成に取り組み現在に至る。1955年群馬県前橋市生まれ。63歳。群馬県立前橋高校卒業
27歳で現職に就く。以後は義肢装具士として多くの義足製作に取り組み1989年より通常の義足に加え、スポーツ義足の製作も開始。併せて大腿切断者のランニングを主軸とした陸上クラブ「ヘルス・エンジェルス」(現スタートラインTOKYO)を創設、代表者として切断障害者に義足を装着してのスポーツを指導。
クラブメンバー(70名)の中から陸上競技、自転車競技など、日本記録を出す選手を多数輩出。鈴木徹(走り高跳び)や佐藤真海(走り幅跳び)中西麻耶(100m)他多数。
2000年のシドニー大会、2004年アテネ大会、2008年北京大会、2010年広州アジア大会、2012年ロンドン大会、2016年リオデジャネイロ大会の各パラリンピックに日本選手団義肢メカニックとして同行。また、通常義足でもマタニティ義足やリアルコスメチック義足など、これまで誰も作らなかった義足を開発、発表。義足を必要としている人のために日々研究・開発・製作に尽力している。その類まれなる技術力と義足製作の姿勢でテレビ出演等多数。
受賞歴