EVENTS
OVERVIEWこんなイベント
◆テーマ:「“Beyond 2020” 東京五輪はどこへ向かう通過儀礼か?~」
オリンピックは時代のテーマを映す鏡であり、都市と国家、文明の再設計の機会でもあります。Global Aging時代に超高齢化最先端の日本で行なわれるオリンピックは、近代社会の「若者・健常者中心」のスポーツ観・健康観を超えた、どのような“人間の祝福”を表現できるか?地球環境危機と巨大災害の時代に、沿岸低地に数百万の人口を抱えた脆弱な東京が、レジリエンス(変動耐性)を備えたどんな都市モデルを提示しうるか?さらには東京五輪後に人口減少と無居住地域の拡大が想定される首都圏を、高度成長時代の一極集中モデルからどうソフトランディングさせるか?五輪やスポーツ・教育政策の最前線を担って来た鈴木寛氏と語ります。
◆触れる地球ミュージアム 共催イベント「未開の未来」
7月末~10月末にかけて、当財団の評議員である竹村真一氏のチームが企画する「丸の内・触れる地球ミュージアム」が、丸の内行幸通りという地下通路にオープンしています。
全長220m にもおよぶ通路空間に「海・森・生物多様性」「防災・減災・レジリエンス」「未来技術」等をテーマにした演出がなされ、期間中は子ども向けから大人向けまで様々なイベントが開催されています。
Next Wisdom Foundationは、8月末から毎週水曜日の夜に開催する全9回のイベント、ソーシャルデザイン・ワークショップ「未開の未来」を特別共催!
触れる地球ミュージアム主宰の竹村氏がモデレーターとして登壇し、毎回多彩なゲストを招いて想像力の飛距離を思い切り伸ばして未来を語り合うトークセッションイベントです。
◆今後の開催スケジュール
毎週水曜日18:30~19:30に各回定員40名にて開催中!
・第5回 9/28(水)
【テーマ】インフラフリー社会のデザイン
【ゲスト】田川欣也氏(takram design engineering 代表/デザインエンジニア)、山中潤一氏(株式会社LIXIL理事)
・第6回 10/5(水)
【テーマ】未開の味覚、未来の料理
【ゲスト】奥田政行氏(アル・ケッチァーノ オーナーシェフ)
・第7回 10/12(水)
【テーマ】AIとの共進化、“心”の次の時代
【ゲスト】児玉哲彦氏(『人工知能は私たちを滅ぼすのか?』著者)
・第8回 10/19(水)
【テーマ】惑星系エネルギーシステムの未来
【ゲスト】堂免一成氏(東京大学教授)
・第9回 10/26(水)
【テーマ】総括討論「21世紀の地球基準 Base of the Planetを求めて」
GUEST
【ゲスト】
東京大学・慶應義塾大学教授、元文部科学副大臣
鈴木寛氏
1986年通商産業省に入省。慶應義塾大学助教授を経て、2001年参議院議員初当選。
文部科学副大臣(2期)。2012年一般社団法人社会創発塾設立。
2014年2月より東京大学公共政策大学院教授、慶應義塾大学政策メディア研究科教授。
2015年文部科学大臣補佐官。
【ゲスト】
京都造形芸術大学教授、触れる地球ミュージアム主宰、当財団評議員
竹村真一氏
地球時代の新たな「人間学」を提起しつつ、ITを駆使した地球環境問題への独自な取組みを進める。「触れる地球」(2005年グッドデザイン賞・金賞、2013年キッズデザイン賞 最優秀賞・内閣総理大臣賞、2008年G8北海道洞爺湖サミットや2016年G7伊勢志摩サミットで展示)や「100万人のキャンドルナイト」、「Water展」「コメ展」(21_21 DESIGN SIGHT)などを企画・制作。東日本大震災後、政府の「復興構想会議」専門委員に就任。また国連UNISDR(国連国際防災戦略事務局)からの委嘱で、2012年以降「国連防災白書」のコンセプトデザインを担当。「食の万博」ミラノ万博では日本館の展示を企画・監修。J-WAVEナビゲーターも務め、2015年10月から「アーストーク」をホスト。著書に「地球の目線」(PHP新書)、「宇宙樹」「22世紀のグランドデザイン」(慶応大学出版会)、「地球を聴く」(坂本龍一氏との対談;日経新聞社刊)、「新炭素革命」(PHP)など。
REPORTまとめ
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【特別共催イベント】「未開の未来」第4回:“Beyond 2020” ~東京五輪はどこへ向かう通過儀礼か?~
2016年7月末~10月末、東京駅から丸の内側に伸びる地下通路・行幸通りにて、世界初のデジタル地球儀「触れる地球」のプロデューサーであり、当財団の評議員でもある竹村真一氏のチームが企画する「丸の内・触…