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OVERVIEWこんなイベント
AIという言葉をよく耳にするようになり、様々な技術が、私たちの暮らしのいろんなシチュエーションに組み込まれてきています。
このままAIが社会基盤になっていくと、そもそも人工物と自然物の違いは何か? 人工知能が発展する中で、人と生き物の違いは何か? そして、私たちは一体何者なのだろうか? 人類は、生物は、これからどうなるのだろうか? こんな疑問や問いが生まれてきそうです。
今回は、生物学者でありバイオアート作家でもある岩崎秀雄さんをゲストに招いて、少し哲学的な側面もみながら、これらの問いを紐解いていきます。
GUEST
【ゲスト】
アーティスト / 生命科学研究者
岩崎秀雄(いわさき・ひでお)氏
1971年生。生命美学プラットフォームmetaPhorest主宰,早稲田大学理工学術院教授。名古屋大学大学院理学研究科博士課程修了,博士(理学)。科学および芸術の一筋縄ではいかない界面・関係性に興味を持ち,生命をめぐる科学・思想・芸術に関わる表現・研究のプラットフォームmetaPhorestを2007年より運営。バクテリアの生物時計や形態形成などの研究で文部科学大臣表彰若手科学者賞,日本時間生物学会奨励賞など。合成生物学の研究会(「細胞を創る」研究会)の創設にも従事,2016年には会長を務めた。著書に『<生命>とは何だろうか:表現する生物学,思考する芸術』(講談社2013),主な作品にaPrayer(人工細胞の慰霊,茨城県北芸術祭2016),Culturing <Paper>cut (ICCなど2013),Biogenic Timestamp (アルスエレクトロニカセンター,ICC,2013-)など。
REPORTまとめ
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”生命をつくる”ということに関する2、3の補助線(metaPhorest岩崎秀雄氏)
AIが社会基盤となるからこそ必要な叡智、今残すべき叡智とは?〜人工物と自然物編〜 AIという言葉を耳にするようになり、様々な技術が、私たちの暮らしのいろんなシチュエーションに組み込まれてきています。 …
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Next Wisdom Gathering “人工知能の未来“ 【後編】知性をつくるのではなく、生命をつくる
ホーキング博士は、人工知能の進化に人類が歩調を合わせることができる能力を、人工知能が上回ることになる、いわゆる「技術的特異点(シンギュラリティー)」について懸念を表明したが、現状の人工知能研究はどうい…