Lunch Time Forum Vol.0『未来を創り出すために必要な叡智とは?』キックオフイベント(ゲスト:井上高志・井上英之さん)
- ゲスト
- NWF代表理事/株式会社LIFULL 代表取締役社長 井上高志 /INNO LAB International co-founder / NPO法人ミラツク アドバイザー 井上英之 /Next Wisdom Foundation研究員 花村えみ /NPO法人ミラツク代表理事 西村勇哉
EVENTS
・トレンチコートやデニムは、理にかなったファッションだ。デニムはタフな作業に耐える実用性からスタートした。そこからティーンエイジャーの反骨心やタフなイメージがついた。後から解釈のできる服を目指したのがファイナルホームというブランド。
・”へたうまナイス!”といったことが起こる今。物事が成立していればいいとも限らない。欠落や失敗が、実はフレッシュさや発見につながることもある。
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さらに技術革新が進めば、身体を拡張したい人はする、したくない人はしない、自分がどうしたいかを選べる時代がくるだろう。そのときに、人間のどこからどこまでが「オリジナルボディ」なのか? そこにきて、人とは何かを深く考える時代がやってきそうだ。義足の人も、そうでない人も、その境が無くなっていくなかで、拡張を望む人が拡張していく世界に、中村さん・須川さんは、「気持ちの拡張」をしていこうと思う。…
・人が社会をつくるための共通認識としてつかっているのが暦。
・暦が社会システムとして機能しはじめていると考えると、暦は人間だけが使っている独自のシステム・独自のものさしである。
・日本国内で作られるカレンダーは、紙のものだけで2億種類ある! 人は”自分のいる位置”を知りたいもの。
・しかし、暦とは根本的に何なのか知る人は少ない。今日は4月13日だけれど、”なぜ4…
・なぜヒトは二本足で歩くようになったのか? 狩猟で遠くを見渡すためという意見があるが、否、ヒトはライオンやヒョウの食べ残し残しをチンパンジーと争って食べていた形跡がある。
・関野さんが出会ったブラジルの原住民の言語には、未来形も過去形もない。現在を表現する言語だけ。それは、彼らが”いまあるもの”しか信じないから。未来がないから不安もない。私たちは「目標を持って生きよう」と言われて育つけれど…
・人間には全身に汗腺があり長距離移動が可能なため、粘り強く移動して狩りをして生きていた時代があった。他の動物と比べて、人間が極めて弱いということはない。では現代、人間とAIが対置して比較されるが、その対置は合っているのかどうか。
・環境の中に自分で居場所をつくるのは人間だけではない。例えばビーバーは木を切り倒して川にダムを築いて居場所にする。これは”知能”ではないのか? 人間の知だけを知能…
人生すごろくのような、当たり前だと思っていた生き方が当たり前ではなくなりロールモデルがない時代に個人の不安が増えている。一方で、インターネットによって個人の選択の自由度は高くなった。このなか新しい秩序をどう考えていくかは今後の課題。AIの出現で、人間にしかできないことが減ってきている。人間の”ダウングレード”が起こらないようにしなくては!人間のアップグレードの可能性を追求していく必要がある。…