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江戸時代から7代に渡って鎚起銅器を作り続ける「玉川堂」。「鎚起銅器」とは、一枚の銅をかなづちで何度も叩いて器の形に起こしてつくられる生活道具。表面の独特な青みを出す着色技術は世界中で玉川堂だけにしかない。その製品は国内だけではなく、明治6年に日本が始めて参加したウィーン万国博覧会への出品以来、海外でも高く評価されており、ワインのボトルクーラーやグラスなどのコレクションは世界中の高級料理店で使われている。約200年に渡って受け継がれた玉川堂だけにしかない技術を用いて、現代の生活に合わせた新しい商品を生み出している。
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- Text / Photo:
- KIYOTA NAOHIRO
- Plan:
- Mirai Institute