EVENTS
OVERVIEWこんなイベント
当財団では「オフグリッドの世界の可能性」をシリーズ化してイベントを開催していきます!
「モノ」や「コト」が国境を越えてシームレスに行き来する中で、わたしたち「ヒト」はこれからの技術進化によりどこまでGRIDから解放されるのか。テクノロジーという観点だけでなく、思想、文化、エネルギー、環境等あらゆる視点から考察し、そのために必要になるであろう叡智を掘り起こしていきます。
12月の「総論編」に続いて、今回は「ナショナリズムとの関係」がテーマ。
わたしたちはナショナリズム、すなわち「国家」という大きなGRIDを外し、その概念を無くすことができるのでしょうか。また、そこから見えてくる未来社会はどのようなものでしょうか。
近年では、イギリスのEU離脱によりEUは揺れ動き、国家というGRIDが見直されています。ISは、独自のGRIDを新たに作り活動をしています。米国では、トランプ氏の大統領当選により新しいGRID強化が進んでゆく見通しです。
一方で、ビジネスやコミュニティは遥か昔に国家を飛び越え、さらには国家というGRIDを超えて生きようとする人たち増えている現状もあります。
強化、緩和、そして変化。いま大きく変わりつつある「国家」というGRIDをテーマに、これからの社会の行方について考えていきます。
GUEST
【ゲスト】
株式会社ディヴィデュアル共同創業者/NPOコモンスフィア理事
ドミニク・チェン氏
1981年生まれ。博士(学際情報学)。NTT InterCommunication Center[ICC]研究員/キュレーターを経て、NPOコモンスフィア(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)理事/株式会社ディヴィデュアル共同創業者。IPA未踏IT人材育成プログラム・スーパークリエイター認定。NHK NEWSWEB第四期ネットナビゲーター(2015年4月〜2016年3月)。2016年度グッドデザイン賞・審査員「技術と情報」フォーカスイシューディレクター。著書に『電脳のレリギオ』(NTT出版)、『インターネットを生命化する プロクロニズムの思想と実践』(青土社)、『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』(フィルムアート社)等。訳書に『シンギュラリティ:人工知能から超知能まで』、『みんなのビッグデータ:リアリティマイニングから見える世界』(共にNTT出版)
【ゲスト】
京都造形芸術大学教授、Earth Literacy Program代表、当財団評議員
竹村真一氏
東京大学大学院文化人類学博士課程修了。地球時代の新たな「人間学」を提起しつつ、ITを駆使した地球環境問題への独自な取組みを進める。世界初のデジタル地球儀「触れる地球」や「100万人のキャンドルナイト」、「Water」展(07年)などを企画・制作。2014年2月、丸の内に「触れる地球ミュージアム」を開設。環境セミナー「地球大学」も丸の内で主宰。東日本大震災後、政府の「復興構想会議」検討部会専門委員に就任。
REPORTまとめ
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「オフグリッドの世界と、その可能性」~ナショナリズムとの関係編~
いまの私たちを取り囲むGRID、その大きなものの一つが、私たちを地理的な国境で囲い込み、法律や制度という秩序で統治する、国家という枠組みです。政変や戦争で変わる国家の枠組みに翻弄される人々もいますが、…
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オフグリッドの世界と、その可能性~総論編~
<ゲスト> 孫泰蔵氏(Mistletoe株式会社 代表取締役社長兼CEO) 前野隆司氏(慶應義塾大学大学院教授) <モデレーター> 井上高志氏(株式会社ネクスト代表取締役社長、当財団代表理事) &nb…
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オフグリッドする国家 〜デカルト・ユーラシア・奄美~
わたしたちはナショナリズムや「国家」という大きなGRIDを外し、その概念を超えることができるのでしょうか。また、そこから見えてくる未来社会はどのようなものでしょうか。近年では、イギリスの離脱によりEU…